マーケティング戦略

マーケティング戦略の要!SWOT分析の基本と手順

  • 最終更新日:2016/07/20

マーケティング戦略の要!SWOT分析の基本と手順

マーケティングを行う際は、その重要成功要因(KSF)を明確にしておく必要があります。むやみやたらに施策を行っていくのはいただけません。重要成功要因を導き出しておくことで、マーケティングの成功確率を格段に上げることができるのです。

本記事でご紹介するSWOT分析は、マーケティングの重要施策のひとつ。SWOT分析に取り組むことで、重要成功要因を知り、デジタルマーケティングを成功に近づけましょう。本記事ではSWOT分析の基本や、実際に利用する際の手順についてまとめています。

SWOT分析とは?

SWOT分析とは、マーケティングで使われるフレームワークの一つです。マーケティングの分野では最も有名な手法の一つなので、耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。

SWOT分析は、下の4つの項目を書き出すことで進めていきます。

  • Strength(強み)
  • Weakness(弱み)
  • Opportunity(機会)
  • Threat(脅威)

本稿の後半でそれぞれ詳しく見ていきますが、要は自社分析をするための方法のことです。自社についてよく知り、自社を取り巻く現状を把握する。そこから、重要成功要因(Key Success Factors、KSF)を導き出すことがSWOT分析のゴールなのです。

SWOT分析の手順

 SWOT分析の手順

それでは、SWOT分析のやり方について見ていきましょう。

SWOT分析を行う準備をする

まずやらなければいけないことは、SWOT分析を行う準備を行っておくことです。

  • 「SWOT分析を行う目的は何か?」
  • 「何に対してSWOT分析を行うのか?」
  • 「事前に仮説を立てているか?」

いきなりSWOT分析に取り組むのはお勧めしません。しっかりと準備を行っておくことで、ぶれずにSWOT分析を進めていけるようになるのです。

S/W/O/Tの各項目を埋めていく

さて、目的や仮説が立てられたら、実際にSWOT分析を行っていくステップへと入っていきます。SWOT分析を構成する、Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の4つの項目を書き出していきます。

cross-swot01

本記事ではS/W/O/Tの順にご紹介していますが、そうでなくてもかまいません。自社の外部環境であるOpportunity(機会)とThreat(脅威)からはじめることもおすすめです。

Strength(強み)

自社や自社が提供している製品について、他と比べて強みと言える部分を書き出していきます。製品の特徴を書いても良いですし、社員のスキルが高いなど、リソース面の強みを書いても良いでしょう。

Weakness(弱み)

他社と比較したときの、自社の弱みについて書き出します。自社の弱みについて知っておくことで、強みを活かした、エッジの効いたマーケティングが行っていけるのです。

なお、強みや弱みと聞くとついつい主観的に書いてしまいますが、それではいけません。客観的な意見をとり入れたり、可能であれば定量的なデータをもとに書き出していくといいでしょう。

Opportunity(機会)

機会とは、自社の追い風となるであろう環境要因のことです。市場や経済の状況、消費のトレンドなどがあげられます。

Threat(脅威)

機会とは逆に、自社の脅威となる項目をリストアップします。経済状況などの環境要因から、競合他社についても書き出していくといいでしょう。

SWOT分析の活用方法、注意点

SWOT分析の活用方法、注意点

書き出すだけで満足しないこと

SWOT分析はメジャーな手法であるが故に、間違った使い方も散見されます。一番良くあるのが、SWOTの各項目を書き出すだけで満足しているケースです。

SWOT分析の目的は、あくまで重要成功要因を導き出すことにあります。そのことを頭に入れて、準備段階から念入りに取り組んでいくことが必要なのです。

3C分析と組み合わせる

SWOT分析は自社分析に使うためのフレームワークだと述べました。これをもう少し拡げて表現すると、会社や製品、サービスについて分析する方法だと言うこともできます。つまり、SWOT分析が使えるのは自社だけではなく、他社や競合サービスについても利用できるのです。

よくやる方法が、同じくマーケティングのフレームワークである3C分析と組み合わせるやり方です。3C分析については下の記事で詳しくご紹介してあるので、併せてご覧いただければと思います。

3C分析がマーケティングで重要な理由と効果的な活用方法

3C分析では、Customer(顧客、市場)とCompetitor(競合)、Company(自社)という3つの視点から分析を行いました。このそれぞれに対してSWOT分析を適用することで、3C分析の確度を高めることができるようになります。

まとめ

SWOT分析の基礎知識について解説しました。SWOT分析は重要成功要因(KSF)を導き出す重要な施策である一方で、正しく使えていない人が多いこともまた事実。ご紹介した注意点を参考にしていただき、マーケティング施策に活用していっていただければと思います。

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