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コンテンツSEOを外部コンサルタントに依頼する時の注意点

  • 最終更新日:2017/02/17

コンテンツSEOを外部コンサルタントに依頼する時の注意点

コンテンツSEOを外部コンサルタントに依頼する前に、まずは「自社でコンテンツSEOを行うメリットとデメリット」をきちんと把握することが大切です。なぜ自分たちでコンテンツSEOを実施した方がいいのか、逆に外部コンサルタントにコンテンツSEOを依頼するとどんな点でメリットがあるのかを理解しておくと、後述する「外部コンサルタントに全て丸投げするのではなく、自社が苦手な一部のプロセスをお願いする」という依頼の仕方も検討できるようになります。

その上で、実際に外部コンサルタントに依頼する際のポイントをおさえておけば、中長期で良好な関係を構築できる相手と仕事ができるようになります。何より大事なのは、実際に自分の目で見て、きちんとコンテンツ(相手の意図)を理解しようとすることです。相手とのコミュニケーションに手を抜かなければ、外部に依頼して大きく失敗することはありません。

自社でコンテンツSEOを行うメリットとデメリット

自社でコンテンツSEOを行うメリットとデメリット

自社でコンテンツSEOを行うメリット

運用コストをおさえることができる

コンテンツSEOを行う上で、最低限必要なリソースとして、紙ではなくWEBの経験がある企画担当者、ライター、校閲者が必要です。また、望ましいリソースとしてSEOとアクセス解析の担当がそれぞれいると望ましいリソースと言えます。(WordPress等のCMSを構築していることが前提)

これらを自社で揃えるというのは非常に大変ですが、このリソースを外部に丸投げすると非常に大きなコストがかかります。ただし、そもそも中途採用で採ることが難しい職種が多いので、それであれば社内で育てることをお勧めします。なぜなら、社内で対応できる体制を準備しないと、一生外部の高いコストに依存し続けることになるからです。

ユーザーから支持される文章が書ける

自社サービスのことは自分たちが一番よく分かっている。自社でコンテンツSEOを行うメリットを、ライティングの観点で述べるならこの一言に尽きると思います。コンテンツSEOを外部に依頼した場合、費用対効果の問題からライティングを行うのはそのコンサルティング会社の社員ではない可能性が極めて高いです。

知識や経験が蓄積されていく

上述の「運用コストの低下」でお伝えしましたが、コンテンツSEOを外部に依存している限り、社内に知識や経験等のノウハウが蓄積されていきません。ノウハウが蓄積されていかなければ、いつまで経っても外部コンサルタントの力を借り続けないといけません。

「そうは言っても社内で全てを対応するのは難しい」という企業も少なくないと思います。その場合でも、例えば企画やSEO部分は外部に依頼し、ライティング部分は社内で書くなどの役割分担を決めて、徐々に社内で全て対応できるようにリソースを揃えていけば良いでしょう。始めは社内に一人担当を置いて、コンテンツSEOやアクセス解析について外部コンサルタントに日々質問をし続け、彼らの知識を自分たちのものにするよう努力を続けることをお勧めします。

自社でコンテンツSEOを行うデメリット(=外部に依頼した方が良い理由)

人材の確保に時間がかかる

上述のように、自社で全てのコンテンツSEOを行おうとすると、必要な人材を揃えるのに時間がかかります。特に、「WEBの経験がある企画担当者」「SEO担当」「アクセス解析担当」については、優秀な人材がそもそも中途採用市場に出てこないのと、仮に出てきたとしても採用が難しいことがあげられます。WEBマーケティング全盛の時代において、彼らのスキルを必要としている企業は多いためです。

よって、自前のリソースでコンテンツSEOを実施しようとするとどうしても時間がかかり、その分オウンドメディアの立ち上げが遅れてしまいます。それを無理してオウンドメディアを立ち上げ運用しようとすると、質の低いコンテンツが溢れた価値の低いオウンドメディアになってしまうかもしれません。予算などを考慮しながら分担範囲を決めてバランスよく外部コンサルタントに依頼しましょう。

ライティングの客観性に欠ける

「自社でコンテンツSEOを行うメリット」にて「ユーザーから支持される文章が書ける」とご説明しましたが、このバランスを崩すと独りよがりなコンテンツになってしまう可能性があります。感性は社内の人間の方が合っている可能性が高いですが、客観性については外部コンサルタントの方が的確に気付くことも少なくありません。

正しいSEO対策が難しい

自社でコンテンツSEOを行う場合、現実的に揃えることができるリソースとしては、「企画担当者」「ライター」「校閲者」までの企業が大半だと言えます。また、「アクセス解析担当」については、オウンドメディアの運用であればそこまで高度な知識を必要としないので、専門書や勉強会に参加させていけば1年もしない内にある程度は対応できるようになります。理想的には専任者を一人置きたいところですが、「企画担当者」と兼務でも最悪問題ないと思います。

ただし、「SEO担当」についてはカバーしなければいけない知識の範囲が広く、また知識の陳腐化も早いので、社内で育てることは難しいと考えています(できないわけではありません)。また、SEOに詳しくない人を社内において、その担当へむやみにSEO施策を実施させると、結果としてGoogleから低評価を受けてしまうリスクがあります。正しく施策を実行することがSEOにとって欠かせないので、この部分で自社でコンテンツSEOを行う難しさがあります。

コンテンツSEOを外部コンサルタントに依頼する際のポイント

コンテンツSEOを外部コンサルタントに依頼する際のポイント

業務範囲の確認

コンテンツSEOを外部コンサルタントに依頼するとしても、100%全ての範囲を依頼するのはお勧めしません。理由は大きく2つあり、「コストが高くなる」のと「社内にノウハウが溜まらない」からです。つまり、いつまで経っても高いコンサルティングフィーを払い続けないといけないからです。

コンテンツSEOを外部コンサルタントに依頼する際にお勧めなのは、

  • 企画部分:毎月どのような内容のコンテンツを作成していくか。
  • SEO部分:内部施策、外部施策

この2つを外部に依頼することをお勧めします。理由は何度かお伝えしている通り、この2点は社内で実施することが難しいためです。ただ、仮にこの2点を外部コンサルタントに依頼するとしても、社内に一人担当を置いて、彼らとの日々のコミュニケーションを通してノウハウを吸収するメンバーを決めましょう。アクセス解析部分も不安であれば、最初は外部コンサルタントに依頼しても良いかもしれません。

コンテンツプランニング力の確認

詳しくは「失敗しないコンテンツプランニング方法を徹底解説」をご覧いただければと思いますが、コンテンツプランニングを正しくやろうとすると、想像以上に手間がかかります。

この手間ひまをきちんとかけてコンテンツプランニングを行っているのか否か、そしてその方向性は正しいのか否かを確認することは必須です。効果が薄い内容で納品され続けてもお金の無駄になってしまうからです。これらを確認するポイントは「キーワード選定」にあります。外部コンサルタントがライティングのタイトルを提出してきた際に、必ずタイトルをそのタイトルに決めた理由を確認して下さい。優秀なコンテンツプランナーであれば、テーマ設定、検索ボリューム、トレンドなど、必ず論理的な理由付けを提示してくれます。

オペレーション力の確認(ライティングクオリティ)

コンテンツSEOを外部コンサルタントに依頼する時に、このライティングクオリティは非常に能力差が出るところです。いい加減なコンサルタントですと、クラウドワークス等のクラウドソーシングを活用し、1文字0.5円前後の単価でライティングしてもらった記事を、日本語の誤字脱字程度のチェックで提出してくるコンサルタントもいます。

一方で、毎月きちんと企画の打ち合わせを行い、クライアントのサービスについて正しく理解しようと丁寧にコミュニケーションを図った上で、文章もきちんと校閲をかけた文章を提出してくれるコンサルタントもいます。

このライティングクオリティを確認するには、実際に文章を読んでみると一目で分かります。前者は誰でも書ける文章のクオリティですが、後者は社内の人間しか書けないようなクオリティになっているはずです。

正式にコンテンツSEOを外部コンサルタントに依頼する前に、お試しで1〜2ページ程ページ制作(ライティングのみで可)をお願いしてみましょう。その時提出された文章のクオリティで、大体そのコンサルタントの力量が見えてきます。

費用の確認

どの業務をどこまで依頼するかで、コンテンツSEOの費用はそもそも大きく変わってきます。よって、まずは「業務範囲の確認」を行うことが大切です。その上で、複数のコンサルタントに見積もりを依頼しましょう。その際、上述の「コンテンツプランニング力の確認」と「オペレーション力の確認(ライティングクオリティ)」を併せてテストして、費用と効果の両面で決定することが大事です。

どんなに費用が安いコンサルタントであっても、肝心のコンテンツの質が悪ければ、期待するような効果を得られません。コンサルタントにも「安かろう悪かろう」な一面はあります。一方で、費用が高いからといっても、質が高いとは限らず結局はアウトプット次第なので、そこを見ながら見極めることをお勧めします。

まとめ

コンテンツSEOを社内で全てやり切るのはやはり難しいです。高度な知識とプロセスが混じり合うため、専門的な知識を有する人材を社内で抱える必要がどうしてもあるためです。よって、まずは上述したように会社の得手・不得手を確認し、外部コンサルタントと業務の棲み分けを行いながら、コンテンツSEOを実施していくと良いでしょう。

また、コンテンツマーケティングに成功している企業の事例を知っておくと参考になると思いますので、「今からコンテンツマーケティングを始めるなら知っておくべき4つの事例」などもご覧いただければと思います。

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