マーケティングオートメーション

マーケティングオートメーションの市場規模と今後

  • 最終更新日:2017/02/20

マーケティングオートメーションの市場規模と今後

マーケティングオートメーション(以下、MA)は近年ますます注目を集めています。少し前までは、海外だけで使われていた手法と言えます。それが今では、国内でもどんどんとMAを採用する動きが活発化してきています。

本記事では、MAの市場動向や今後の見通しについて解説しています。MAについて知りたい方は、「マーケティング オートメーションとは」をご覧いただければと思います。

MAの本場、アメリカの市場規模 

それでは早速、MA市場規模について見ていきましょう。まずはMAの本場、アメリカの市場規模から。

下の記事によると、2015年では14万社を超える企業がMAツールを導入しているとあり、その市場規模は16億ドルと掲載されています。日本円にすると1,600億円ほどと、かなりの市場規模であることがわかります。

The Marketing Automation Industry in 2015: Vendor Market Share & Overview」 

後述するように、大手のMAツールはそのほとんどがアメリカなどの海外製です。日本はこれから普及が期待されている市場なので、そういった海外のMA企業も日本への参入をしてきている状況です。

MAの市場規模(国内)はどのくらい?

次に、国内のMA市場規模について見ていきましょう。

MAの市場規模は年々拡大していると言われていて、各企業が行っている調査レポートでもそのような結果が見られています。例えば、矢野経済研究所がまとめた調査結果を見てみましょう。このレポートでは、国内のDMP、MA市場についての市場規模や予測が掲載されています。

DMP(データマネジメントプラットフォーム)サービス市場/MA(マーケティングオートメーション)サービス市場に関する調査結果 2015」 

こちらの記事では、国内でのMA市場規模(事業者売上高ベース)は2014年で168億円、2015年は220億円の見込みとなっています。2020年には420億円に到達すると試算されていて、まさにMAが急成長をしていることが見てとれます。

次に、下の記事を見てみます。ここでは、経済産業省がまとめたレポートを参考にMA市場の試算結果が掲載されています。2014年は約326億円、2015年には約491億円に達すると紹介されています。

世界のマーケティングオートメーション市場は2019年まで年率9.29%で成長 Technavioの市場予測

ただし、MAはその特性上、正確な市場規模が出しづらいことは知っておいてください。どこまでをMAの機能とするかで、調査結果が変わってくるからです。

例えば、ITRのまとめた下の調査結果では、2014年の市場規模(売上金額)が52億円、2015年は79億円とされています。上の2つのレポートよりも、規模が小さく計算されていますね。

ITRがBtoB、BtoCの国内統合型マーケティング支援市場規模推移および予測を発表」 

とは言っても、MA市場が急成長をしていることは、この全ての調査結果で共通しています。MA関連ツールやサービスの売上、導入が進んでいることは、間違いのない事実ということです。

今後の見通しや課題など 

さて、MAが急成長していることはわかったのですが、国内でも海外と同じように使っていけるのでしょうか?

MAが日本国内でさらに普及していくためには、いくつかのハードルがあることも事実です。例えば、日本と海外では商習慣や企業組織が異なります。当然のことながら、MAを導入する場合もこの点を踏まえていかなければいけません。海外で普及しているMAツールをそのまま導入するのでは、うまくいかないケースがあるということです。

例えば、下の記事でご紹介しているように、MAツールは海外製が多いです。国内のMAツールも出てきてはいるのですが、まだ数も少ないですし、導入事例もこれからといったところ。

機能・価格で徹底比較!マーケティングオートメーション11選

MAが日本で普及していくには、日本での導入に適したツールや機能が必要になってくるということです。それと同時に、MAに精通した人材が出てくることも大切でしょう。ただ単に導入をすれば結果が出るのではなく、MAの活用には業務フローの改善や運用体制などの検討も求められるからです。

まとめ

MAの市場規模や今後の動向についてまとめました。海外では一般的なツールになってきたMAですが、国内でも少しずつ普及してきた印象があります。ただ記事内で解説したように、日本と海外では商習慣やマーケティング環境も異なります。そのあたりは、MAツールの機能向上や、導入事例(成功事例)の増加によって解決されていくことでしょう。

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