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現役プロライターが語る、できるWebライターの育て方

  • 最終更新日:2017/02/17

現役プロライターが語る、できるWebライターの育て方

できるWebライターは市場に一握りしかいません。ただし、今は未完成でも「成長するWebライター」という層が一定以上マーケットに存在しています。そういった成長するWebライターを見分けて、丁寧に育てていくことが自社メディアのクオリティを高めていくためには欠かせない作業です。なぜならば、できるWebライターに出会える確率よりは、できるWebライターに育つ確率の方が高いからです。

できるWebライターは一握り

できるWebライターは一握り

Webライターの採用方法

ポイントは接触方法を広く持つことと、柔軟な雇用体制を持つことの2点です。接触方法を広く持つと、より多くのWebライターと出会うことと言い換えることができます。そもそも数多くのWebライターと出会わないと、優秀なWebライターと巡り合う確率は高くなりません。また、そういったWebライターと出会えたら、納品数、納品時期、自宅勤務可など柔軟な雇用体制を提案することで、自社に魅力を感じてもらう必要があります。

Webライターの採用方法について詳しくは、 「ライティングを外注したい!良いwebライターと出会うためのポイント9選」でご紹介しています。

できるWebライターとは

Webライターを採用するにあたり、そもそも「できるWebライター」とはどのような人材でしょうか。端的に言えばできるWebライターとは、文章力が高いことに加えて、効果へとつなげるラインティングができ、ビジネスパーソンとしての基礎能力が高い方になります。ライティングのクオリティが高いWebライターは市場に一定数は存在しています。

その上で、例えばですが

  • 売り上げやシェア、SEOといった効果へつなげることができる。
  • 納期を必ず守って納品をしてくれる。
  • 納期が遅れそうであれば事前に連絡をくれる。
  • 依頼者の意図を汲んで、ストレスのないコミュニケーションを取ってくれる。

そのような能力を持った上で、毎回オリジナリティの高い魅力的な文章を納品してくれるWebライターを当メディアでは「できるWebライター」と定義しています。

できるwebライターの採用難度

Webライターと名乗る方が世の中にどれくらいいるか正確な統計データはありません。よって、大手クラウドソーシングの1社であるクラウドワークス社の自社Webサイト公式情報を見ると、Webライター・編集のプロが3万名以上登録されていることが分かります。その他全てのクラウドソーシングや、そもそもアルバイト情報誌しか使わないような方も含めれば、7〜8万人近い人数のライターが世の中にはいるのではないでしょうか。その中から上記の条件を満たすような、できるWebライターに巡り会える確率は極めて低いと言えます。よって、そのような優秀なWebライターと巡り会えたら手放さないように、是非報酬や雇用面で優遇しましょう。

成長するWebライターの存在

世の中にはできるWebライターの方が少ないわけですが、そういったライターに出会えなければ諦めるしかないのでしょうか。いえ、そうではありません。できるWebライターが少なければ、普通のWebライターをできるWebライターに育てればよいのです。ただし、成長余地がある普通のWebライターに絞って育て上げる必要があります。できるWebライターと比較すると、成長するWebライターの方が数は多くなります。成長するWebライターとは、現時点の能力は平均前後であるものの、依頼側の対応の仕方によっては、できるWebライターに成長できる可能性があるライターのことを指します。

成長するWebライターの見分け方

成長するWebライターの見分け方

基礎的な報連相ができる

ビジネスでも共通していますが、報連相ができるか否かは極めて重要です。特に、相談ができるWebライターと、相談ができないWebライターでは成長の素地が全く違うと言っても良いでしょう。典型的な報連相の例は、納期に関するものです。企業で働く人材と違って、フリーランスとして働くWebライターはどうしても納期に関して甘いところがあります。このような部分も含めて、事前に相談ができるWebライターは非常に成長の余地が大きいと言えます。その他、分からないことは分からないと相談できるWebライターも非常に有望な成長人材です。

同じ失敗を繰り返さない

基本にあるのは素直さや真面目さにあると言えます。依頼者からの指摘に対して、素直に聞く耳を持っているか。依頼者からの仕事に対して、手を抜かずにきちんと最後までやり切る真面目さがあるか。そういった仕事に対する素直さや真面目さを持っている方は、やはり成長できる力を持っていると言えるでしょう。逆に、素直さや真面目さを持っていない方は、いつまで経っても変わりません。これは何もWebライターに限った話ではありませんね。新卒でも急激に成長する人材は、素直さや真面目さを持った人材が多いのではないでしょうか。

ライティング量を追える

量は質を凌駕します。何事も量を追わないと質の向上は図れません。ライティングもその原理原則から外れることはありません。よって、例えばですが、月間のライティング可能数を聞いて一桁程度しか書けないWebライターは厳しいでしょう。ただし、すでに熟練の腕を持つWebライターであれば話は別ですが。ライティング経験が浅いWebライターであれば、まずは大量にライティングができることが必須です。育てるという観点で言えば、このライティング数が追えるWebライターとお付き合いすることが重要です。

得意分野を持っている

何事も得意なことについては詳しく調べて書こうとするものです。好きだから詳しく調べ、ライティングをすることで頭の中が整理整頓され、また新しい知識を得ようと調べようとする。そういったポジティブなサークルを回せるWebライターは大きく成長する可能性が高いと言えます。

できるWebライターの育て方

できるWebライターの育て方

適切なライティング指示を出す

指示内容が曖昧だと、自己流でライティングを始めてしまうので成長機会が奪われることになります。また、Webライターによっては曖昧な指示がストレスにつながる方もいます。よって、1つ1つの指示を具体的に明確に伝えることが大切です。例えば、SEOの観点から、タイトルや本文でキーワードを含めてライティングするなど。「なぜ」という理由まで踏み込んで説明してあげることが重要です。WebライティングにはWebライティング独特のライティングスタイルがあることを教えてあげましょう。一度こうしたルールをきちんと教えてあげれば、成長力の高いWebライターであればすぐに吸収して自分のものにしてくれます。その際、可能であればメールや口頭ベースで伝えるのではなく、Webライティングのルール表・チェック表のようなものを作ってあげると丁寧だと思います。

フィードバックを的確に行う

何がライティングとして正しくて、何が間違っていたのかを知ることは、成長を促す上では欠かせません。特に間違えていたやり方については、丁寧に説明してあげることでWebライターの成長スピードが早まります。社内の人材であれば教育の観点上フィードバックを丁寧に行うことはあっても、社外の人材だと手を抜いてしまうこともあるでしょう。ただし、上述したようにできるWEBライターに出会えることが少ない以上、いかに成長するWebライターをできるWebライターに育てていくかということが課題なのです。よって、フィードバックも「○」や「×」などの抽象的な項目でフィードバックを行うのではなく、10個程度の具体的な項目に分けて、それぞれを数値化してフィードバックをしてあげましょう。

クオリティに対して誉める

高いクオリティのライティングに対しては、どこが良かったのかを具体的に指摘して褒めてあげましょう。上述のフィードバックを行う際に、間違えていた点・悪かった点を具体的にフィードバックする際に、同時に褒めるべき点をきちんと褒めてあげると良いと思います。Webライターも人なので、やはり自分のライティング結果がきちんと評価してもらえると喜びを感じます。それが具体的な指摘であればあるほど、ライティングを丁寧に見てもらっているという意識付けもされます。

適宜報酬を調整する

実務的な話ですが、やはり成長に伴い多少でも時給を上げることはWebライターのモチベーション向上につながります。やる気が高まれば、更に良い文章を書こうという動機付けになるので、とても有効な手法の1つです。その際、単純に報酬を上げるのではなく、上記のフィードバックやクオリティに対して褒めることと同時に行うと相乗効果があります。的確にフィードバックをもらえる、良ければ良いと褒めてもらえる、それに応じて報酬も高くなっていくというポジティブなループです。この循環を上手く創り出すことで、Webライターの成長を加速させていきましょう。

おわりに

以上が「できるWebライターの育て方」ですが如何でしたでしょうか。厳密には、成長するWebライターを見つけて、できるwebライターに育てるという表現が正しいかと思います。Webライターを育てるというこのやり方は、社内で社員を育てるやり方と共通している部分が多いと思います。社内外を問わず、人を育てるという点では同じですので、上記のやり方に加えて、社員の育成に成功しているエッセンスを社外ライター育成にも取り入れてみては如何でしょうか。

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