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成果の出ないWEBサイト。リニューアル前に確認すべき6つのチェックポイント

  • 最終更新日:2017/02/17

成果の出ないWEBサイト。リニューアル前に確認すべき6つのチェックポイント

ひと昔前に比べ、近年では企業がWEBサイトを持つことが一般的になっています。それ故に「ホームページを持っている」だけで売り上げにつながる時代ではなくなりました。

時代の流れに乗ってWEBサイトを作ったものの、思ったような効果がでない。

そんな背景からリニューアルを検討する方も多いのではないでしょうか。
しかしWEBサイトのリニューアルは企業にとって投資であり、そこには「リニューアルしても成果が得られない」というリスクがついて回ります。

そこで今回は、成果の出ないWEBサイトをリニューアルする前に既存のWEBサイトで確認すべきことやその注意点を、6つのチェックポイントからご紹介しています。

サイトの目的(KGI)を一つに絞っているか

サイトの目的(KGI)を一つに絞っているか

WEBサイトで成果を上げるためには、果たすべき目的(KGI)に対してサイト全体でのアプローチをかける必要があります。

「誰」に「何」を伝えたいのか。WEB活用の最も重要なポイントですが、効果がでないWEBサイトでは、ここがしっかりと選別できていないことが多いのが現実です。

目的によって効果的なコンテンツやデザイン、構成は違うもの。

ブランドのファンも作りたいし、直接受注も取りたい、できればイベントやセミナーの集客も行いたい、のように「あれもこれも」な目標設定になってしまっていないか確認しておきましょう。

成果測定に数値目標(KPI)を用いているか

成果測定に数値目標(KPI)を用いているか

WEBサイトの効果は「数値目標(KPI)に対して現状がどの程度の距離にいるのか」で判断します。

アクセス解析を行っている場合でも、指標を用意していないと、なんとなく動いている数値をただ眺めるだけになってしまい、正確な状況判断ができません。

たとえばWEBサイトの効果測定では以下のようなKPI設定を行うことが多いです。

  • 月間PV数が1万以上
  • 月間問合せ率(CVR)が3%以上
  • 滞在時間が10分以上

どんなビジネスであっても、平均顧客獲得単価、顧客購入単価といった数値を社内で管理しているはずなので、そこからWEBサイトで成果を出すために必要なKPIを算出し、上記のように指標を設定していきましょう。

数値による判断をすることで、現状の問題点が「アクセス数が少ない」ことにあるのか「アクセスはあるが問合せ率が低い」ことにあるのか等の分析ができるため、課題点の特定に役立ちます。

中には「実は思っていたよりも良い成果が出ていた」ということも十分にありえます。

ペルソナは最適か

ペルソナは最適か

KGIの項目で「誰に何を伝えたいのか。」が重要であるとお話ししました。

ペルソナの設定は「誰に何を」の「誰」にあたります。

いざ運用を始めてみると、サイト立ち上げ時の想像と違った結果が出てくることもあるでしょう。

訪問者が本当にペルソナとマッチしているのか、そもそもペルソナがビジネスのターゲット層とマッチしているのか、統計データなどから再分析してみてください。

なお、理想を言えば老若男女全国のあらゆるターゲットに見てもらいたいのは当然ですが、KGI同様しっかりと効果をあげるためには取捨選択が必要です。

ペルソナの設定方法は「マーケティング戦略の要!ペルソナの基本と設定方法」で詳しく紹介しているので合わせてご覧ください。

カスタマージャーニーマップを用意しているか

カスタマージャーニーマップを用意しているか

ペルソナに付随して重要になるのが「ターゲット(ペルソナ)に取って欲しい行動」まで定義できているかということです。

WEBサイトの目的は「ターゲットに問合せをしてもらう」のように、具体的な行動をとってもらうことが多いはずです。

ペルソナが購買(問い合わせ)のカスタマージャニーマップを作成しておくと、自社のWEBサイトに訪れた人が、意図する行動へ誘導できる作りになっているか、こちらの希望を押し付ける形にはなっていないか、なぜ現状で成果が上がらないのかが見えてきます。

カスタマージャーニーマップについては、下記記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

コンテンツ・機能・デザインは最適か

コンテンツ・機能・デザインは最適か

ここまでにご紹介した内容がしっかりできているのであれば、問題はサイトの内容自体にあります。

以下の内容に問題がないか、自分のWEBサイトを確認してみましょう。

  1. ペルソナにとって欲しい行動を促せる構成・デザインになっているか
  2. ペルソナが求めるコンテンツ(情報)が掲載されているか
  3. 1や2を達成するための機能があるか

アクセス解析などから、どんなページにランディングされることが多いのか、どんなページで離脱数が高いのか、ターゲットのニーズとサイトの内容にミスマッチが生まれていないかを検証し、調整をかけていく必要があります。

PDCAサイクルを構築しているか

PDCAサイクルを構築しているか

Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)、いわゆるPDCAサイクルの構築がWEBサイトで成果を上げるためには最も重要です。

ご存知の通り、WEB制作に限らずビジネス全般において重要性が叫ばれる考え方なので誰もが一度は耳にしたことがある言葉だと思います。

しかしWEB制作現場ではこれが深刻な問題を招いています。

なぜなら中小企業の多くは「WEB制作(リニューアル)を単発の取り組みと捉えてしまっている」ため、立ち上げ時やリニューアル時といったピンポイントでの評価しか行わず、統計データと照らし合わせながらのサイト改善が十分に行われない。そしてこれがリニューアル→放置→結果がでない→数年後にまたリニューアルといった負のスパイラルの原因となっているからです。

PDCAサイクルをしっかりと構築するには、社内にもこれまで紹介してきたWEB戦略を管理する人材が不可欠です。

企業によってはWEBは制作会社に外注し完全にお任せ状態という場合も多いですが、社内でも外注先がPDCAサイクルをしっかり回してくれているのかを判断できる仕組みを作っていくことが求められます。

まとめ

今回は、成果の出ないWEBサイトをリニューアルする際の注意点についてご紹介しました。

時代の流れによって、WEBサイトに求められる役割や機能も変化するため、リニューアルは避けて通れない課題と言えます。

しかし、どんなWEBサイトであっても闇雲にリニューアルを繰り返すだけでは成功につながりません。
現状にどんな問題があるかを認識し、リニューアルでどう改善していけるかが肝となります。

今回ご紹介したポイントをしっかりと確認し、大事なWEBサイトを点ではなく、線で成長させていただければと思います。

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